多くの人が憧れる軽井沢。
ここには歴史が育んできたステータスがいまも息づいています。
今から約130年前、カナダ人宣教師A.C.ショーが軽井沢を訪れ、その自然の美しさ、過ごしやすい気候などをとても気に入り、
別荘を建て、軽井沢での避暑を楽しみます。
そして、ここで過ごす喜びを、多くの友人たちに紹介し、たくさんの西洋人たちも、好んで軽井沢での避暑を楽しむようになります。
これが西洋人たちを中心とした別荘文化の始まりです。
ショー宣教師は、この地にキリスト教の、祈りの文化を根付かせることにも尽力します。
日本人による、現在のショー記念礼拝堂を造り、そこへ、別荘に滞在する西洋人や、日本人が集まって、
祈りの時間を過ごすようになりました。
ショー記念礼拝堂が造られたその後、さまざまな教派の教会が建築されます。
昭和以降、自由な礼拝の場であるチャペルも軽井沢の各地に新設されました。
このように、多くの教会、礼拝堂が点在する軽井沢は、敬虔な祈りの聖地として、
また結婚式という神聖な誓いを交わすのにふさわしい場所として、人々の心に刻まれることとなりました。
教会や礼拝堂で、あるいは美しいガーデンやテラスで、永遠の誓いを交わすお二人にとって、
そして二人を祝福する、大切なゲストの方々へ「ありがとうございます」「これからもずっとよろしくお願いします」という、
感謝の気持ちやおもてなしの心を、自然に伝えることのできる空間。
そんな穏やかな時間の流れが軽井沢にはあります。
軽井沢の歴史ある教会
- 日本聖公会軽井沢ショー記念礼拝堂「軽井沢開発の父」英国聖公会宣教師A.C.ショーによって創立された、軽井沢で最初の教会です。旧軽井沢銀座商店街を通り抜けた木立の中に佇む木造の質素な礼拝堂です。
- 聖パウロ・カトリック軽井沢教会1935年に英国人ワード神父によって設立され、A・レーモンドの設計により献堂された軽井沢風景のシンボル的なカトリック教会です。
- ユニオン・チャーチ1897年、D・ノーマンらによって創立された外国人のための超教派の教会です。1906年に献堂式、1918年にW・M・ヴォーリズの設計で改築されました。礼拝や宣教師集会だけでなく、音楽会なども開催され、人々の交流の場として親しまれました。
- 日本キリスト教団軽井沢教会日本人キリスト教徒のための教会として、1905年にD・ノーマンらによって設立されました。設立当初は旧中山道通り沿いにあったが、1929年道路から少し奥まった位置に再建されました。
様々な教会&チャペル
●加盟会場の教会&チャペル紹介となります
●50音順で表示しています
- 石の教会 内村鑑三記念堂
- 軽井沢 風の教会 ブラーサビアンカ
- 軽井沢倶楽部 有明邸
- 軽井沢高原教会
- 軽井沢 光のチャペル ピエールマティアーダ
- 旧軽井沢礼拝堂
- セント・ギメル・チャペル
- チャペルシーア
- 水音の教会
- 森音の教会
- 森のチャペル軽井沢礼拝堂
- 山凪の教会